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施術はお客様との共同作業。身体はホント何でも知っている。

  • 執筆者の写真: ゆるっと。
    ゆるっと。
  • 2023年4月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年7月5日


年末あたりから

膝の裏がつれるようで違和感があると

少し頻度を上げて来てくださっていたお客様

 

施術するとその違和感がとれるのに

暫くすると再び違和感が出てくるとの事

 

そこでご提案したのは

 

1)意識的にセルフケアの頻度と精度を上げる

2)1)無理なら別アプローチのセルフケア投入

3)意識的に身体の使い方を変える

 

でした

 

お客様が選んだのは1)でしたが

観察してても頻度と精度が甘いのが分かり

どうしたものか…

このまま意識が変わるのを待つか…

と正直迷っていたんです

 

というのは

 

強制しても続くものではないし

「意識的に」という事は

そこにご本人の意思が必要だし

 

なによりも

ご自身の身体をどうしたいのかは

ご自身で決めて行動に移すしかない

と思っていたから


身体の声を聴いて行う施術。それはお客様との共同作業。

先日、お客様がいらっしゃる前に自身で使う

ボトルとポマンダ-を選んだのですが

それがどちらも

「伝える」「コミュニケーション」を意味する

ものだったんです

 

これを見た時

今日は「待つ」ではなく「伝える」なんだな

って感じました

 

1)が難しそうだったから

2)を提案しようと思っていたけれど

お客様の身体はNOで…

 

なので

3)をご提案してお伝えした所

気になっていた違和感が改善されたんです

 

このタイミングは

お客様が違和感が数か月続きそろそろヤバい

ってご自身で思っていたタイミングで

 

だからこそ

3)のご提案を受け入れてくださったのかな

とも思うし

1)が甘くても継続していた事も要因だった

と思うのです

 

なによりもお客様の身体が2)はNO

と言ってくれたおかげで

身体の使い方を通して必要なケアが

当初考えていたものではなく別の方が

効果的である事の発見は収穫でした


身体の声に耳を傾ける。そして丁寧に身体を扱う事は貴女を大切に扱う事。

こうやってみると

セラピストの経験や見立ては必要である

と思っているけれど

 

それと同じくらい

お客様や身体との対話を通して

その方のタイミングで必要な事を投入する

のが一番の近道なんですよね

 

そのためには

セラピスト自身が「結果に焦らず」

「待てる」事が重要だと思うし

 

待っている間に身体の声を逃さず

必要な時に「恐れず伝える」事もまた

大事だなって思うのです

 


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